FXで必要な手数料


FXの取引業者と契約を取り交わし、新たに口座を開設しても、多くの場合は手数料はかかりません。
また、実際の投資取引を行うために必要なパソコン用のシステムソフトやモバイル端末用のアプリなども、およそ全て無料て使うことができます。
取引業者の主な収益は、投資家が投資取引をする際の手数料によって賄われています。為替の売買を行う際に、その仲介手数料を取っているのですが、それをFXではスプレッドと呼んでいます。
通常、スプレッドとは売買値幅のことを指します。
為替レートを例にとれば、ニュースなどで、1ドル100円10銭から20銭の値動きです。といった具合に為替相場の様子が知らされることがありますが、これは売値が100円10銭で、買値が100円20銭であることを表していて、売値と買値の差の10銭がスプレッドという事になります。
物を取引するときに発生する価格差のことを指すスプレッドですが、FXではこのスプレッドに取引業者の仲介手数料をしているため、FXでスプレッドと言えば、取引業者に払う手数料のことになるのです。
FXの取引システムの画面で見ると、為替レートの値動きは、売値はBid、買値はAskと記され、Bid100.10/Ask100.20といった具合に表示されます。この時にこの通貨を買うためには100.10が必要であり、逆に売る時には100.20が手に入ります。この差の0.10がスプレッドという事になり、取引業者はこのスプレッドを手数料にしているのです。
FXにおいては、このスプレッドの値幅がコストとして大きく響いてきますので、このスプレッドが小さいほどコストを低く抑えることができます。取引業者を選択する時には、重要な選考項目の一つとなるでしょう。

また、このスプレッドは為替レートの売買値幅になるため、通貨の種類によって大きく変わってきます。一般的に、米ドルと日本円の通貨の組み合わせが一番狭いスプレッドを持っていると考えられています。それ以外の通貨の組み合わせや、日本円と米ドル以外の通貨の組み合わせもスプレッドは大きい傾向にあります。
その他では、相場が荒れて急激な乱高下が見られるような状態でもスプレッドは大きく広がる傾向があります。休日明けの市場や、大きな経済ニュースの流れる前後などは相場が大きく乱れることが多いため、注意が必要になるでしょう。
このスプレッドは、狭ければ狭いほど投資家に有利なるため、業者によってはこのスプレッドの狭さ、値の低さを売りにして顧客を増やす所もあるのです。
このスプレッドが、主たるFX取引業者の手数料という事になりますが、この他に口座維持手数料というものを取る業者もいます。
こうした取引業者は、多くの場合には、特別な取引ツールや純度の高いニュース配信、また、取引業者が注文を受けて仲介取引をするディーリングディスク方式ではなく、直接に市場へと注文をつなげるノンディーリングディスク方式を取っていることが多く、様々な濃厚なトレードへのサービスを受けることができます。
これらのサービスを必要としないのであれば、口座維持手数料のない、スプレッドの小さな業者を探していくことが、投資ビギナーズの第一歩となるでしょう。