取引手数料無料?

 
 現在、ほとんどの業者がFXトレードにおける取引手数料を無料に設定しています。かつては10,000通貨あたりの取引に際して300~500円程度の手数料を加算していましたが、新規顧客獲得のために業者間の価格競争が激化し、自然と取引手数料という概念そのものが消滅しつつあります。

とはいえ、FX業者はボランティアで為替注文を受け付けているわけではありません。すべては事業の一環であり、会社としては何らかの方法で儲けを出す必要があります。

文責: トレール.com

grsr実は取引システムの中に、自社の収益を 上げるための仕掛けが巧妙に組み込まれています。

通貨売買の際に、ビット/アスクという買値・売値のスプレッドがあります。例えばドル円でビット100.20/アスク100.22の場合、1ドル=100.25円で購入したドルも100.20円で売らなければいけません。この数銭の差は投資家の負担であり、手数料と同義です。

同じくスワップポイントにもスプレッドが存在します。例えば、買い0.34円/売り0.38円というスワップポイントの場合、10,000ドルを購入すると一日当たり34銭を受け取ることが出来ます。しかし、10,000ドルを売る際に38銭を支払う必要があり、この4銭分が投資家の負担になります。スプレッド、スワップポイント、FX業者比較等を特集したFX ブログが多く出回っています。こういったサイトは結構役に立つのでアクセスしてみて下さい。

つまり、手数料は無くなったのではなく、スプレッドの負担額として組み込まれているわけです。この仕組みを利用して、為替レートやスワップポイントの値幅を操作して利益を増やそうと画策している業者も少なくありません。

本当に信頼のおける業者の場合、常時銀行間で提示されているものと同水準のレートを投資家に提示します。為替レートは時々刻々と変化するものですが、どのような場面でも安定したレートを提供してくれる業者こそが真のFX業者であり、投資家から支持される価値があります。

初心者は見た目の手数料やスプレッドばかりに注目してしまいますが、このような裏事情を知っている投資家なら必ずレートの変化に応じた業者の提示するスプレッドをチェックします。きちんとトータルのコストを計算して、最も自分に見合ったFX海外業者を選別することが大切なのです。